今、最もネットショップユーザーが増えているECカートであるShopify(ショッピファイ)。サイト開発の利便性やアプリ連携の多さなど、カスタマイズの幅の高さが人気の理由だと思います。
さて、今回はそんな圧倒的な人気を誇るshopifyで発送代行を利用して発送業務を自動化していく方法について説明します。
Shopifyの概要
- 世界175カ国 100万ショップの利用実績
- ノーコードでサイトデザインを作成
- 2500以上のアプリ連携
- チャット・電話対応が英語
Shopify自動発送のメリット
では、具体的にShopifyユーザーがネットショップの発送代行を利用することで得られるメリットを説明していきます。
- API連携による業務削減
- 柔軟なAPI仕様による安価での導入
- 物流面についての細かな設定仕様
- 越境ECへの対応
API連携による業務削減
APIによる業務の削減はネットショップ運営の中でもトップクラスに重要な項目です。日々の在庫データや受注データの正規化はネットショップ運営においてとても重要な要素ですが、これを手運用で行う場合の労力は計り知れません。
Shopifyの場合はさまざまな項目をAPIで連携し発送業務の自動化を支えております。
また豊富なアプリ連携により定期通販にも対応しており、網羅性という観点では業界随一ではないでしょうか。参考までに定期通販に対応可能なアプリのリンクを貼っておきますので、興味のある方はご確認ください。
柔軟なAPI仕様による安価での導入
次にAPIを利用することで発生するコストですが、これはほとんどの場合、費用が発生しません。
shopifyはAPI仕様を公開しており、発送代行サービスのほとんどの提供会社が既に自社システムと連携しているか、あるいは、連携しているSAASサービスを使っております。そのため、発送の自動化をAPI連携で行う際にもコストが発生しません。
物流面についての細かな設定仕様
Shopifyの配送設定は細かく対応でき、ここでは対応可能な内容について解説します。
- ゾーン別(都道府県)の送料設定
- 販売金額等条件別の送料設定
Shopifyの基本機能としては上記の二つの対応が可能です。一般的には配送会社のサービスが地帯別と呼ばれる凡そ地方別になっていることを考えると十分な柔軟性があると言えます。また、配送希望日や配送時間指定などもアプリ連携で設定でき漏れ無く対応できる内容となっております。
また、店舗運営をしてるユーザーであれば店舗受取りも設定可能であるなどオムニチャネル対応も備えております。
越境ECへの対応
また、Shopifyはもともとカナダ企業の提供するサービスであり越境ECは文句なく我が国で一番強いカートシステムになっております。
- 多言語・多通貨対応
- 100種類以上の決済方法
- ZIPコード等の多国間輸送の設定機能
越境ECの最大の障壁は言語と通貨です。多言語対応自体は翻訳機能の発達とともにかなり一般的にも浸透してきておりますが多通貨対応についてはShopifyが他カートから頭一つ抜きん出ています。対応範囲としては50の言語、130以上の通貨となっており、越境ECを進める上でこの上なく心強いサービス内容になっております。
Shopifyの発送代行起用時の注意点
発送代行を起用全般の注意点は当然ありますが、Shopifyユーザーだから気をつけないといけないという点は実はありません。というのも、メリットでも説明しておりますが、Shopifyの強みは強力なAPIであり、日本の発送代行サービスの中でShopifyとAPI連携できないサービスを探す方が難しいのではないでしょうか。
そういった状況ですので、Shopify連携を全面に打ち出している発送代行は多いですが、現時点でいうとそれが強みになっているケースはかなり限られているかと思います。
Shopify連携は既に業界の常識なのです!
まとめ
Shopifyを利用しての発送の自動化は、業界で一番進んでいると言っても過言ではないかと思います。やはりユーザーの増加数がすごい勢いである著しいこともあり、発送代行各社もshopifyでの利便性を念頭に置いたサービス開発が進めています。そういった経緯もあり、発送の自動化の視点だけで言えばShopifyを選んで後悔することはほとんどないでしょう。
本記事の詳細は発送代行サービス「STOCKCREW」のHP内にてさらに詳しく解説しています。